バラの気持ち 〜RED CROSS〜

鮎沢郁弥サードアルバムの赤盤。
2000年代の楽曲が完全新規録音で復活!

2018年2月14日発売

全10曲

夏の灼ける青い空が 黄昏色に染まる時
ため息ひとつで海岸は暮れなずみ
傾いた太陽は水平線を
潤ませて沈むよ

はしゃぎ過ぎた海鳥が 飽きた浜辺をあとにして
疲れた翼を家路へとひろげる
幾年重ねた夢をここに残して
何故… 何故… 何故…

この恋は愛した人の背中で途絶えた
冷えてゆく部屋だけ置き去りにして
季節だけが夏の窓を開けた

コバルト色の空に季節外れの
風… 風… 風…

抱き合った凪の昼下がり 色はもう無くした
想い出は手をすり抜ける砂の様に
はらりはらりと波間に溶けた

コバルト色の空に吹かれたなびく
髪… 髪… 髪…

掛け違えて外れそうな ボタンをただ庇うような
脆くて儚い恋でした
見返ることもないのでしょう 海岸沿いの
波… 波… 波…

ふたりの心を繋ぐ糸が切れたのは
何故… 何故… 何故…

愛すべき人よ 愛すべき人よ 今 お前は何処に
叫び声をあげて知らせてくれ 必ず見つけ出すから
許せない奴らの 許せない理屈に どれだけ傷ついても
ナイフを持った お前のその手の 温もりまで隠せない

導かれないまま閉じ込められて
諦め顔で何を変えるのさ
そんなの賢くなったんじゃない
ただ 心を汚しただけさ

その瞳が透き通っているなら 声をあげて知らせてくれ

信ずべき人よ 信ずべき人よ 今 お前は何処に
埋もれたままで終わりにするのか 未来に背中を向けて

何にも染まらない お前が好きさ
今でもみんな ここで待っている
それでも何もかも捨てると云うなら
生きて 理想を語る資格は無い

さあ 最後の扉に手をかけて ここに居ると云ってくれ

愛すべき人よ 愛すべき人よ
まだ きこえるはずさ
ほら お前を探して ほら お前に逢いたいと
途切れることなく鳴り響く声が

力尽きたとて 逃げる場所など
誰ひとり与えてくれはしない
心に刻まれた お前の傷を
癒せるのはお前だけでしかない

また あの歌をきかせて欲しいから 何処に居るか教えてくれ
信ずべき人よ
必ず探し出してみせるから どうかここに居ると叫んでくれ

Just now, right now, Say “I’m here!”

引き潮の波間に揺れては浮かぶ 八月は今も鮮やかで
まばゆい残像に時すら忘れて あの夏の浜辺に佇んだまま

たそがれ運ぶ木枯らしに夢は途絶えて消えて気付くよ
これほどまでに僕は深い愛を無くしていたんだね

微かに残ってた日焼けの跡も わからなくなってしまって
愛し合ってた確かな想いも 真夏の夜に観た幻だったのかな

波に包まれてた君の声が心によみがえるその度に
驚くほどに涙がほろり頬を伝って落ちてゆく
降りしきる枯れ葉みたいに

Tシャツのままで冬は訪れ 心冷えてゆくけど
日ごとに色づく街並のように着替えられたらいいのにな

星に願いをかけた「どうか忘れる勇気ください」
膝を抱えた想い いつか歩きはじめますように

たそがれ運ぶ木枯らしに夢は静かに覚めて思うよ
白い季節の中の僕は今の僕に何を語っているのだろう

遥かに高く透明な空に向け
ひとりぼっち問いかけた

どうにもならない明日に怯え
帰る場所もなくて小石蹴ってる
素直な気持ち叫んでみても
誰にも届かないこの世界は地獄だ

Tomorrow in the sunshine
未だ明けない夜をあとどれだけ待てば朝は訪れるの?
Sorrow within my heart
壊れ果てた故郷にもう一度花の咲く日は訪れるの?

ガレキの山の上 ひとり取り残されて
消えない灯火を探してる

もし道で倒れ死んだとしても
僕の骨を拾う人はいないだろう
だけど忘れないで その楽園は
ひと夜に燃え尽きて消えてしまうものだと

Tomorrow in the sunshine
未だ明けない夜をあとどれだけ待てば朝は訪れるの?
Sorrow within my heart
壊れ果てた故郷にもう一度花の咲く日は訪れるの?

傷つくためだけに生まれてきたんじゃない
自由の名のもとに声を上げろ

嘘つきたちが積み上げた小さな箱庭の中で何を誇れるの
人と比べなけりゃ自分を見失うくせに

僕の言葉その胸に刻み付けて
明日もまだ友達と呼んでくれるなら
Tomorrow in the sunshine
未だ明けない夜に今こそ真実の火を灯すのさ

捨てるはずだった命を預けて
自由の名のもとに歌をうたえ

描きかけのあなたの似顔はもう居場所を無くして
真白なキャンバスに色踊る事はないだろう
窓辺に忍びこむ月明かりが愛しい表情(かお)を
淡く照らすたびに心が酷く痛むから

ねえ そんなにも僕は強がりだったのかな
何も云わず出てゆくなんて そんなのずるいよ

今は空っぽになった部屋で 僕とあなたの偽物が置き去りさ
ひとり占めだった大好きなその笑顔 楽しかった時のまま

J’ai cru que c’était pas les adieux,
C’était comme les jeux que nous avons fait à deux.
Donc je vais écrire à toi de tu me revoir.
“Ma cheri, je t’attendrais ce soir.”

その瞳が好きさ その唇も その話す声も
忘れられる理由なんて見つかりはしない

今夜あなたはどこで何をしているのですか
欠けたままの月になって探し出したい

恋人よ 腕からすり抜けどこへ消えたと云うの 宵待つ星より遠くへ
いつも描き留めたスケッチの中のふたりは 飽きず頬寄せているのに

蒼い月夜は今日もあの人を返してくれない

微笑みさえも すべて奪っていったんだね
早く僕のもとに戻して 今すぐ… 今すぐ…

だって片っぽのままの心じゃこの部屋から ただの一歩すら出られない
胸の中にその面影だけ残して 恋人よどこへ消えたの

蒼い月夜は今日もあの人を呼び戻さない

海へと続く道に潮風がまよいこんで
誰もが胸おどる幻を見る
記憶の中に全部 刻んで残すには
あまりに短すぎる夢の季節さ

はかない時の囁きに急かされるまま心に火をつけろ

高く照りつける太陽を恋人たちは
わがままにかき集めて愛をただ急ぐ 足早に
空の青さのせいにして交わす くちづけ
甘さに酔えるのはきっと今のうちだけ 目が覚めるまで

真夏に通りすがる情事を味わうなら
キレイにすくって試さなきゃいけない
零して落ちた想い いつまでも痕になって
心に染み付いて悲しくなるから

はじける波のかけらみたいに情熱は 刹那に光放つ

灼熱に燃える砂浜を恋人たちは
満ち潮に操られて駆け抜けてゆく 足早に
焼けた素肌を重ねて交わす くちづけ
溶けてなくなってゆくよ待ってるだけじゃ

防波堤の上 吹き抜ける季節は
声も届かずに ただ無駄に遠く沖へと飛ばされてゆく

風は黙り込んだまま辿り着く場所を
誰に語ることもなくそよぎ続ける
そして今 空の青さに騙されて交わす くちづけ
漂っているうちなら まだ間に合うはずさ

灼熱に揺らぐ夕日の砂浜に恋人たちは
夏の名残を悟って 結ぶ手を解き
夕凪に抱かれ泳ぐ人と見た夢の甘さも
秋になれば何もかも忘れてしまうから

*//
Dit-moi M. Sage,
Pouvez-vous nous dire qui est menteur?
Hé, M. Intelligent,
Pouvez-vous nous dire qui est fraudeur ?

Un trickster chantent une chanson de sagesse
Qui des imbéciles ne pouvent pas comprendre
Il nous parle gentiment comme l’oiseau
Mais ses histoires ont échoué

Une paraoïa du monde, mais il ne sait pas
Qui lui-même nous dit des mensonges
Puisqu’il croit que ses toutes inventions
Sont vérité pour lui

*// refrain

Le roi de lumière le couronne une couronne
De jouet sur sa tête
Et l’est accompagné de la lune trompeuse
Et le soleil imité

Toujour, il nous prêche
Les mot de pacotille
Mais les imbéciles verse des larmes
Qui les ne peuvent pas les deviner

*// refrain

Déjà,
Il n’y a pas des personnes qui
Achéte son amour gratuit
Et l’homme était comme les sangsues
Parce qu’il en était réduit à mendiant

Un trickster chantent une chanson de sagesse
Déjà chacun ne veulent pas écouter
Mais, il crois que ses toutes inventions
Sont vérité pour lui

Il nous chantent majestuesement
Les chansons de pacotille
Cependant les imbéciles verse des larmes
Qui les ne pouvent pas deviner

Allez! M. Sage
Pouvez-vous nous dire qui est menteur?
Hé, M. Intelligent,
Pouvez-vous nous dire qui est fraudeur ?

Ses amour en vente, mais qui achétant ceux
Quelle histoire ! C’est n’importe qui sait, mais il ne sait pas
Tôtou tard, si sa tête se vidait des mensonges
Il ne pouvait pas les dire le braquerra sa révolver sur sa tête

Maintnant,
Il n’y a pas des personnes qui
Achéte son amour gratuit
Et l’homme était comme les sangsues
Parce qu’il en était réduit à mendiant

Il n’y a pas des personne qui
Désire son amour gratuit
Et l’homme était comme les sangsues,
C’est qu’il en était réduit à l’homme pauvre

Quel triste !

ねえ いつになれば僕は
天国に行けるのかなって
それが あいつの口癖 ろくに神様の名前も
知らなくて言えないくせに

伏せた目の視界に映る
現実の綻びの隙間から
見えてしまったのだろう 見えないほうが幸せな
人の中の嫉妬と虚飾とを

Maybe he said,”Goodbye my good friends.”
キミの友達は風に吹かれて消えてしまったのさ
The words he sent,”Goodbye my good friends.”
あいつと同じさ ここに居場所なんて無かったのさ

つくろった顔をしたね
「やっぱり僕ら違うんだね」って
またひとり友達を
追い出した 目すら合わせずに

We’re gonna say,”Goodbye our good friend.”
キミの友達も どこかで神様に会えたかな
The words to him. “Goodbye our good friend.”
あいつと同じで 傍にいても気付いてないんじゃないかな

天国も そして地獄も いつかたどり着く
黄泉の果ての世界(くに)なんかじゃなくて
But he said to us, “Goodbye my good friends,
I’m just gonna ask for a heaven myself.”

本当は心を映した場所なのに
現実の中に広がる場所なのに

A sunny day 降り注ぐ太陽に
不慣れに微笑んでみせた
表情(かお)がぎこちなくて可笑しくなった
そう 手に入れたのさ自由を

A smily day 手招きをしてる
未来がこんなにも輝いて
見えることなんて忘れかけてた
これから何処へと連れて行ってくれるの

They’re rosy days…
悪いものでもない
They’re rosy days without you.
僕の新しい日々も

The happy days バラ色の毎日さ
ひとりぼっちだけど
無くすことばかりに心うばわれ
明日の憂鬱に怯えることもない

They’re rosy days…
アナタが居なくたって
They’re rosy days without you.
僕はひとりでも楽しい

I’ll never miss you anymore.
Yes, I never miss you anymore.
The days ain’t bad if I’m alone to stay.

夜を描く月のフィラメント
影を二つ重ねた幻灯
離れたのは風立つ季節
誰よりもアナタを愛したのは僕さ

They’re rosy days…
アナタが居なくたって
They’re rosy days without you.
僕は寂しくない 僕は悲しくない

Monday, Tuesday, Wednesday morning,
Thursday, Friday night,
Or I don’t miss you rainy Saturday,
And I won’t cry on gloomy Sunday street.
The days ain’t bad if I’m alone to stay.

隠した目を僕がほどいたら
その手の中を確かめてみてごらん
宝石のように きらめかないけど
きっとふたりを未来へ運ぶよ

ほらたとえば あの雨の日曜の夕暮れ
同じ傘の中でかばい合ったあの日
少し照れながら肩を近づけて
このまま永遠に時が止まればと願っていた

君を包むから 君を守るから
その目で確かめて 手のひらの中を

似合えばいいな 君の見る夢に
僕が信じて選んだ道のりが
格好のいい車じゃないけど
僕のとなりに座ってくれますか

虹の向こう側へとドライブに行こう
おろしたての地図に軌跡を描いて
迷わないように かたく手をつなぎ
これからもふたりで流れる風景を見ていたい

お揃いの朝と お揃いの夢を
確かめ合う日々に いつもいてください

晴れわたる空 車は走るよ
花ほころぶ道をゆっくりと進むよ

君を包むから 君を守るから
託したそのカギに未来を誓うから

Copyright (C) 2018 L’enfant d’étoir. All rights reserved.

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